バンドが全国をツアーで回る時に必要な機材を運ぶ機材車。
そんな機材車を狙った事件がとても増えている気がする。
バンドの機材車というと良くイメージされるトヨタの「ハイエース」。
ハイエースは人気が高く、走行距離に関わらず値段も落ちにくい車なので「日本一盗難されやすい車」として有名。
しっかり鍵をかけて駐車場に止めていても窓を割られて事件に合う可能性は高い。
僕らのようなインディーズバンドマンはどうしたら良いのか。
最悪機材だけは返してほしい
車を含めて全て返ってくるのが一番良いが、せめて機材は・・というのが本音。
簡単にもうひとつ買えばいいという問題ではない。
拘って特注で作ったものだったり、今までの歴史が詰まっているものなど、色々な理由がある。
機材ってバンドにとって、単なる「楽器」じゃないんですよ。歴史とか魂とか色んなものがつまってる。
おれの白ギターもデビュー記念に10代の頃からの友達がおれ用にカスタマイズしてくれた宝物。
そんなもの盗られたらおれなら立ち直れないかも。
返ってくることを心から願ってます。
— いちろー(東京カランコロン) (@16karankoron) 2017年8月7日
こだわりのある高価な道具を盗ることは「死ね」と言ってることと同じ。ミュージシャンから楽器を盗ることは「死ね」と言ってることと同じ。そもそも人のものを盗る連中に何言っても無駄なのかもしれないが。積んであった楽器だけでも本人の元に帰って欲しい。
— 横山健 (@KenYokoyama) 2011年7月30日
さて、それを踏まえたうえで私の言いたいことは、
アジカンのgotchのツイートにまとまっている。まさにこういうことだ。
楽器を盗むヤツは許せない。自分のものが盗まれたら怒り狂ってしまうと思う。でも、毎年どこかで機材車が盗まれたってニュースになるから、自己防衛してゆくしかないよね。俺たちだけは大丈夫って話じゃない。ツアーだったらフロントやメンバーの部屋に押し込むしかない。しかし、盗難、酷い。
— Gotch (@gotch_akg) 2017年8月8日
それでも盗難されてしまった時に備えてできること
それでも楽屋にさえ入って盗まれてしまう昨今の物騒な世の中。。
もはや、機材にGPSを付けるしかない。
そこで良さそうだなと思ったのが以下二点。
①mamorio
機能:
・スマホアプリと本体をBluetooth機能で連携することで、
MAMORIO本体とスマートフォンが離れた際に「紛失アラート」で手元から離れたことをプッシュ通知でお知らせいたします。
・クラウドトレッキング機能で、Mamorioを持っている誰かが近くを通ると位置がわかります。
詳細を押せば地図上での位置も見られます。
・寿命は約1年
本体:3,500円(税抜)
※今見たら3月中半額なのか・・いいな・・
使用例:
→財布を盗まれたけど盗難防止タグ『MAMORIO』で現在位置を特定→まさかの場所で見つかった話
②tile
こちらの方のツイートで知った。
Bluetoothトラッカーがとても便利。鍵や財布をよく無くすのでTileのMateを3つ買って使ってる。場所がGPSでわかるのと、Tile側からスマホを鳴らすこともできる。ひとつ1,980円なので物をなくしがちなツイッタラーにはまとめ買いするのオススメよ。https://t.co/6w7W8PST0S pic.twitter.com/W278ETMy9t
— はやっと˙ᴥ˙ (@al_hayat) 2018年1月29日
本体:1980円
機能:
・スマートフォンと接続し、音を鳴らすことで取り付けた落とし物やスマートフォンを見つける
最後にスマートフォンとの接続が切れた場所と時間を、アプリの地図上に表示
・世界中のTileユーザーとクラウドでつながる「Tileコミュニティー」で、世界中のユーザーが落とし物を探してくれる。
他のTileアプリユーザーの圏内に入れば、クラウド経由で場所を元の持ち主に通知可能。
・寿命は約1年
個人的な感想:
mamorioとほぼ同じかな?と思ったけどamazon評価を見るとこちらの方が高い。
カテゴリ売上1位。ユーザー数も多そう。ということで、私はこっちが気になってます。
一番良いのは盗難が減ることですが、自己防衛もしつつ大事な機材が盗難されないように気を付けたいですね。
体調管理もできていない自分に鞭を打ちつつ・・・。